高校入試・国語
近年、全国的に増加しているのが、
資料、図版、漫画、チラシといったものを見ながら答える作文問題や記述の問題です。
たとえば、こんな問題が出されるようになりました。
AさんとBさんの会話が展開されていて、
どちらかの会話の一部だけが空欄になっている。
その会話にあうようにしながら、伝えるべき内容(チラシなどの資料)を見て、
自分なりに文章にしていく、という問題です。
伝えるべき核となるものはありますが、
答え方は1つじゃないという問題です。
国語だけではありませんが、
今後増えていくと予想されている問題の1つに、答えが1つじゃないという入試問題が増えています。
問題の難易度はそれほど変わっていないといわれていますが、
哲学や科学に関する説明文が多く出されていることから、ある程度、知識のバックボーンがないお子さんには、
解くのがつらい内容になっていると思われます。
いろんな種類の問題を解くことで、
問題演習と知識の獲得のための読書を意識して行う必要があります。